「M.D.K」MAGMA
邦題「呪われし地球人たちへ」トゥーザムターク第3楽章
彼等の代表作であり大傑作です。こんなにテンションの高い音源に出会ったことなかっただけに非常に打撃を受けました。繰り返される複雑なリズムとコーラスワークが圧巻で、終盤のテンションは、驚異的以外の何ものにも匹敵しない。
アルバムで唖然、ライヴは、もっと唖然!
クリスチャン・ヴァンデの質素なドラムセットが魔法を見せます。
「BOOK OF ROSES」ANDREAS VOLLENWEIDER
スイスのハープ奏者が作り上げる独自のサウンドコラージュ通算6作目。
私は、ジャケットの美しさにひかれて購入してしまった。“意識下の映画”という発想により、音楽はイメージや感情や物語を意識下より解放し、額の内側にあるスクリーンに映し出すことができ、人はそれぞれの映像を心の眼で見ることができることに着目。私はすぐに虜になり、4枚を購入。なかでも本作が私は1番好きです。
「MADE IN HEAVEN」QUEEN
このアルバムは不思議なアルバムだ。私は偏頭痛持っていて、吐き気など伴う時は、音楽など聴ける状態ではない。だが、このアルバムだけは聴ける。そして痛みが沈静化していくのである。フレディーの優しさに満ちたボーカル、彼を気遣う他のメンバー。残された時間を精一杯音楽活動に費やしたフレディー。
最初から最後まで感動なしに聴けない1枚であります。
「THE EYE OF WENDOR」MANDALABAND
1978年デヴィッド・ロール企画アルバム。参加メンバーが凄い!SAD CAFE、10cc、BARCLAYJAMESHARVEST、MOODY BLUES、STEELEYESPAN等など。
簡単に言いますと「象牙のように美しいアルバムを作ろう」と制作されただけあって、ド・ファンタジーものである。この美しさに惹かれてプログレの世界に入ったんだから、かなり強力だったんだと思う。
この展開、この空間がたまらない1枚であります。
「PALASPORT」POOH
ライナ-も何もないので分からないが、たぶん81年頃のライヴ音源だと思う。
このアルバムは、私の持ってるコレクションの中で1番多く聴いただろうな…。
数多い彼等のアルバムの中で、私はこれが1番好きですね。何が良いかって言うと、収録曲がベターなのもあるけど、1番の理由は客席と彼等との掛け合い。
もう熱くて熱くて涙が出て来ちゃう程。中でも“DOVE STO DOMANI”は、
涙チョチョ切れの名作です。
「法悦のヴィーナ」巨匠バーラチャンダ
キングレコードから取り寄せた民族音楽のサンプラーでも、一際私が釘付けになったのは、南インドのヴィーナと言う楽器だった。北インドスタイルのシタールは華麗な音だが、このヴィーナは、とても素朴な味わいがある。インド音楽の魅力は旋律も形式も破壊しながら即興的に再構築して演奏する所である。夏の暑い日に冷房をかけず、お香を焚きながら聴くと最高です。「音は神なり、音は宇宙なり」
彼の風貌は、どことなくガンジーに似ている。バーラチャンダ遺作。
「After Killing Mam」Jurassic Jade
彼等は、私の中で間違いなくカリスマ的存在である。
彼等を知ったのは、Kabbalaの記事が最初だった。音源を聴き、次にライヴに足を運んだ。本当に強烈でしたね。なにもかも。音楽は理屈とかじゃないって、その時分かったような気がした。聴いてて魂が浄化していくのが分かる。まずは、彼等のライヴに足を運んで確かめて欲しい。自分の中の価値観とか変るくらい凄いのだ。彼等が不思議なのは、観るたびにオーラの輝きが大きくなってること。褪せることなく、このテンションを上昇し続ける彼等を私は、一生応援して行くだろう。
「Animals With Human inteligence」Enuff Z'nuff
SonyミュージックTVで彼等のアコースティックを観て釘付けになった。妙に甘酸っぱく心がひかれるメロディーであった。シカゴのバンドであるのに、なぜかダークな印象を持ったのだ。彼等の音のルーツは、ブリティッシュにあるのかもしれない。
「1度ハマッたら2度と抜けられない」まるで薬中毒サウンドなのだ。聴いてると切なく甘い感傷的な気分になる。楽曲はどれもセンスに溢れている。
最近、Donnie脱退のニュースが!!本当なのだろうか?
「雲射抜ケ声」eastern youth
アルバムタイトルが今だ読めない!(爆)彼等を初めて観たのは、
スカパーだった。高級なコーヒー牛乳じゃなくて、泥水のような映像だった。
なのになぜか凄い親近感を覚えたのだ。吉野さんの絶叫ボーカル!
汗まみれになって歌うシーンは、肉迫する感じすらあった。プログレ畑上がりの
ベースプレイは凄まじく、ドラムのパワフルさと全てが一体化されて、度肝を抜か
れた。ライヴがもっと凄い!!上手いのだ演奏が!
吉野さんのMCは、なんか心に響く力を持っているのだ。会場全体が燃えるのだ
「Picchio dal Pozzo1」Picchio dal Pozzo
帯を読んで購入した1枚。「ユーモアセンスのある摩訶不思議かつ魅力的」
この言葉だけで十分だった。ライナーにあるように“おもちゃ箱をひっくり返した
ような多様な音楽センス”まさに、その通りであったのだ。ジャケ写のように小人
が走りまわってるのだ。アバンギャルド。それでいて消化不良を起こしていない所
が彼等の高等技術なのだろう。イタリア広し。
でも彼等のこのアルバムが1番好きなのだった。