1、VIRTUOUS WOMAN
2、BLUES IN D
3、MAXIMUM
4、SNEEZING BULL
5、SONATA FOR FLUTE
6、HOUSE OF THE KING
7、ANGEL WINGS
8、LITTLE SISTER / WHAT YOU SEE
9、HOUSE POCUS
ヤン.アッカ−マンは脱退してしまったけど、新メンバ−(フィリップ.カテリ−ン)
加入後の1976年の貴重な貴重なBBCライヴ音源です♪
こうして聴いてみると、確かにヤン.アッカ−マンがいない寂しさはあるけれども、
別グル−プ(タイスのソロプロジェクト)として聴くと、この音源は結構イケますよv(^o^)

昨年の来日公演ではあまり聴けなかったタイスのフル−トの音色は素晴らしく、
ライスナンバ−の「悪魔の呪文」を聴けば、『ライブ.アット.ザ.レインボ−』の
感動が甦ります♪

フュ−ジョン.ファンにはお勧めの一枚かも(^^)
FOCUS/「LIVE AT THE BBS」Yutakさん
THINK PINK / TWINK(’70年)
IJIFU JIKOさん
PRETTY THINGS、TOMORROW、PINK FAIRIESを渡り歩いたドラマー、
トゥインクのファースト・ソロ。ブリティッシュ・サイケの金字塔ともいえる
この作品の存在を知ったのは’90年のこと。そして、輸入盤でCDを手に
入れたのが翌年だったが、当時、いろいろなブリティッシュ・ロックを聴い
ていて、この音にぶつかった時の衝撃というのは忘れられない。5曲目
の"Fluid"に見られる女性の吐息と気だるいギターが異常に妖しい。
その他、音の異世界を存分に楽しめる名盤である。
サイケデリックというジャンルは、いまや私の音楽的なバックグラウンド
としてしっかりと根付いてしまっているが、当時はここまで脳髄の奥底まで
に染み込んでくるとは思わなかった。それだけに重要な作品。一般的にも
名盤扱いされているが、「なんだこりゃ?」と思う向きも大勢いらっしゃるとは
思う。コレにハマったら、マジで出られません。
(もちろん、ドラッグ・カルチャーが背景にあるだろうけれど、それはそれ。
音楽だけのことですからね!)
Steve Hackett/Live Archive 04
Yutakさん
DISK 1
01 intro
02 valley of the kings
03 mechanical bride
04 circus of becoming
05 frozen statues
06 slogans
07 serpentine song
08 ace of wands
09 hammer in the sand
10 blood on the rooftops
11 fly on a windshield
12 please don't touch
13 firth of fifth
DISK 2
01 if you can't find heaven
02 darktown
03 brand new
04 air-conditioned nightmare
05 every day
06 clocks
07 spectral mornings
08 los endos
前ライヴアルバム「SOMEWHERE IN SORTH AMERICA」と同じメンバ−
による最新(2004年)ライヴアルバムだ!
会心の作「TO WATCH THE STORM」リリ−ス後ツア−だけあって、気合
十分だ(^^)vジェネシス在籍時の曲「blood on the rooftops」や
「fly on a windshield」のフルバ−ジョン演奏も新たにセットリストに追加された
し、「every day」「clocks」「spectral mornings」といった昔からの彼の名曲も
セットリストに復活し、ハケットファンにとっては嬉しい限りだo(^-^)o
早くこのメンバ−による来日公演が実現してくれることを期待したい♪
LIVE IN MEXICO '99 / QUIDAM Yutakさん
1 Przebudzenie
2 Gleboka rzeka
3 Chocbym
4 Plone / Niespelnienie
5 Jest taki samotny dom
6 Rhayader/Rhayader goes to town
7 Sanktuarium/Firth of Fifth
8 Angels of mine
9 Child in Time
ポ−ランドの女性歌手の声にうっとりしてしまう♪
それに曲を見てくれ♪
キャメルやジェネシスやパ−プルのカバ−を演奏してるのだ!

以前からここのギタ−はハケットっぽいなあと思ってたけど、
やはりやってくれたよ♪ 
彼等のオリジナル曲「Sanktuarium」の間に挿むように
あのジェネシスの名曲「Firth of Fifth」のギタ−フレ−ズを(^^)
会場のボルテ−ジも更に上がる!

そしてパ−プルの「Child in Time」
QUIDAMがアレンジするとこうなるんだなあと納得してしまった。
ハ−ドロックの激しさは全然ないけど、女性ボ−カルのEmilaさんが
パラ−ド調に歌い上げています♪
美し過ぎる(ToT)ギランよりも上手い(;_;)

このグル−プキャメルやスティ−ヴ.ハケットが好きな人なら
必ず気に入るぞ(^^)v



CONCERTO SUITE FOR ELECTRIC GUITAR AND ORCHESTRA IN E
FLAT MINOR,OPUS 1/ YNGWIE JOHANN MALMSTEEN
IJIFU JIKOさん

イングヴェイ・マルムスティーンというと、イメージは「速弾き」、
リッチー・ブラックモアのコピーというような悪評がまだ未だに
一般的なロック・リスナーに浸透していて、あるマニアックな人間の
聴く音楽という感が払拭されていないかもしれない。
だが、私は、アーティストとしてのイングヴェイというものを、
かなり高く評価している人間である。それゆえに、このアルバムを
聴いてもらいたい。

内容はロックではない。かといって、クラシックでもない。
これは、一つの実験音楽である。チャイコフスキーや
メンデルスゾーンなどのバイオリン協奏曲のストラトキャスター版
だと思っていただければ、判りやすいが、つまり、オーケストラを
バックにエレクトリック・ギターのソロイストが弾きまくるという音楽である。
もちろん、その形態が異端であっても、音楽がユニークでなければならない。
そう、これは、彼がオーケストラ・アレンジまで手掛けた全くのオリジナル
なのである。私のピアノの先生が、「ロシアのクラシックの雰囲気もする」
と評していたが、基本的にはバロック、古典派的な旋律が覆いつくしている。

これを聴けば、彼の受けた影響は、明らかにクラシック・ミュージックで
あることがわかるだろう。そして、この作品では、彼自身の
クラシック・ミュージックへの解釈が顕れている。
ギター的には、多少、初期のプレイではっきりとした線を持っていた
アコースティック・ギターのラインが、C〜Dへ移る際のギターの
カデンツァで雑になっているような気がするが、他のエレクトリック
の部分では、オーケストラと混じりあっての素晴らしいサウンドを
聴くことができる。
バンドという形態を擁さない、オーケストラとエレクトリック・ギターだけ
という作品だ。日本におけるライヴ盤(このライヴの緊張感は凄かった!)
も出ていて、そちらも圧巻である!


NIGHT OF THE DEMON / DEMON(’81年)IJIFU JIKOさん
"Rise, Rise, Rise…"という怪しげな祈りと笑い声…
非常に不気味なオープニング、"Full Moon"からのスタートはあまりにも
有名だが、このイントロやジャケットの強烈なインパクトのせいで、
「BLACK SABBATHに影響を受けた〜」などと勘違いもいいところの
レビューが載っていたりするDEMONのファースト。

他にも、腐乱死体のコスプレ(?)で棺桶から登場し歌い始めるという
デイヴ・ヒルのパフォーマンスもあり、かなり色物扱いされたりもしている
部分もあるのだが、音楽的には、彼らは、UFOやTHIN LIZZYに近い、
多少ポップで非常に豊かなメロディを持った「ハードロック・バンド」
だと思う。

NWOBHMから登場したバンドでは、DIAMOND HEADを別にすれば、
IRON MAIDENよりもDEF LEPPARDよりも好きなバンドだと思う。
MAIDENのようなアグレッションやプログレ的な急激な曲展開や
DEF LEPPARDの王道的なポップ性などは持っていないバンドだが、
ともかく落ち着きたい時には、私は彼らのアルバムを聴いてしまう。

デイヴ・ヒルのヴォーカルは、UFOのフィル・モグのように、ブルージー
で、高音のシャウトなどは少ないが、これが良いのである。また
、このアルバムでは、泣きのギターがこれでもかとばかりに炸裂していて、
まさにイギリスの湿り気を感じさせる。

アルバムは先ごろ11枚目をレコーディングしたらしいのであるが、
どのアルバムも、実験的な要素は増えていくにしろ、根底にある独自
のメロディアスさが失われておらず、安心して聴くことが出来る。
だが、ともかく初心者には、この彼らの音楽性の基本が詰まった
ファーストをオススメする。音像的には今の耳で聴くとかなり軽い
感じがするかもしれないが、要は楽曲だ!
「職人のハードロック」、「ハードロックの良心」…
そのような言葉がふさわしいバンドであり、アルバムである。